楽しみな旅行や運動会など雨が降って欲しくないときに作る物!
それは、てるてる坊主!
突然ですが、あなたはてるてる坊主の正しい作り方を知っていますか?
よく子供の頃、幼稚園や保育園で作ったりしましたよね!
誰もが簡単な作り方を知ってるとは思いますが、結構きちんと作るとなると手が込んでるんですよね~!
そこで、今回はお子さんと一緒に作れる正しいてるてる坊主を紹介します!
また、てるてる坊主がどこから来たのか?や、由来などの豆知識も紹介するので是非お子さんにも教えてあげてくださいね!
目次
てるてる坊主に必要な材料とは?
てるてる坊主に必要な材料は身近にある物で出来ちゃいます!
頭や胴体部分に必要な材料
- ティッシュ
- 白いタオル
- 折り紙
- レジ袋
顔を描いたり吊すのに必要な材料
- 輪ゴム
- 油性ペン
- セロテープ
- マスキングテープ
- 紐
- リボン
お金もそんなにかからないし、すぐに揃えれる物ばかりですよね!
てるてる坊主のかわいくておしゃれな作り方!保育園児でも簡単!
ティッシュでの作り方
誰もが知っている一般的なてるてる坊主の作り方を紹介します!
ティッシュで作るときの材料は、ティッシュを3、4枚、吊す際に必要な紐やリボン、顔を書く際の油性ペンを用意します。
- ティッシュを丸める
- 丸めたティッシュを包み込み、頭が丸くなるように調節して輪ゴムで止める
- 顔を書く(この時に目は書かないこと)
- 輪ゴムに紐やリボンをつなげる
これで、できあがり!
これなら簡単なのでお子さんも一緒に作れますよね!
また、Youtubeではちょっと材料が変わった、ティッシュとビニール袋を使ったてるてる坊主の作り方があったので、紹介します。
紙での作り方
紙や折り紙でもてるてる坊主が作れるんですよ!
色々な色の折り紙でお子さんと一緒に楽しく作れそうですよね!
タオルでの作り方
タオルで作る場合の材料は、白いタオル2枚、吊す際に必要なリボン、顔を作る際に油性ペンかシールなど。
作り方は、ほぼティッシュで作るときと一緒です。
- 1枚のタオルを丸める
- 丸めたタオルを包み込み、頭の丸さを調節してリボンで止める
- 顔を書く(目は書かないこと)
できあがり。
ティッシュで作るよりも大きく作れるので、効果が倍増しちゃいそうですよね!
てるてる坊主の吊るし方のポイントは全体のバランスが重要!
てるてる坊主を吊すときにありがちなのが、頭の重さでひっくり返ったり、下を向いてしまうこと。
せっかく作っても、顔がダランとなってしまったら効果も半減しちゃいそうですよね(笑)
頭が重くてもちゃんと吊すコツを紹介します!
頭が重いと下を向いてしまう
ティッシュで作る時のコツ
ティッシュで作る時は、吊す紐を頭の後ろでセロテープで止めたり、糸と針を使って頭のてっぺんから糸を二重にして通すとうまく吊すことが出来ますよ!
タオルで作る時は、頭の重さがティッシュと比べて重いので、リボンを頭の後ろで小さな安全ピンでとめるとバランスが取れてうまく吊すことが出来ます!
是非試してみてくださいね!
てるてる坊主の効果や由来って知ってる?逆さに吊るす意味とは?
意外と知ってる人が少ない、てるてる坊主の由来。
あなたはてるてる坊主がどこから来たか分かりますか?
てるてる坊主の由来や逆さに吊す意味を紹介するので、お子さんにも教えてあげてくださいね!
てるてる坊主の由来
てるてる坊主の風習は、中国から来ているんですよ!
中国では、白い紙で頭を作り赤い紙を着せほうきを持った女の子(掃晴娘)の切り紙の人形を、雨が続くときに軒下に吊して晴れることを願う風習があるんです。
この風習が江戸時代に伝わって、当時は照る照る法師という呼び名でしたが、これが時代が変わって『てるてる坊主』になったようです。
中国では女の子の人形でしたが、日本では、晴れの日を願う僧侶や修権者が男性だったことからや、人形の頭を丸めた坊主であることからてるてる坊主と呼ばれるようになったとされています。
掃晴娘は、切り紙がとても上手な女の子でした。
ある年の6月に北京で何日も大雨が続き、一向に止まず掃晴娘は屋根の上に登り、天に向かって雨が止むようにお願いしたのです。
その時、空から神様の「東海龍王の妃にならないと北京を水没させる」との声が聞こえ、掃晴娘はそれに従い、神様の元へといってしまったと言うお話があります。
そこから中国では掃晴娘をしのんで切り紙の人形を吊す風習がうまれたようです。
晴れて願いが叶ったら手厚く処理してあげましょう
てるてる坊主は簡単に作れるので外した後に結構粗末にしがちですよね!
晴れたらあっさりゴミ箱にポイしていませんか?
てるてる坊主は、晴れたら瞳を書いてあげて神酒をお供えして川に流してあげるのが正しい処理方法になります。
近くに川がない場合は神社やお寺でお焚きあげの時などに持って行くと良いでしょう。
ありがとうの気持ちを込めて処理してあげてくださいね!
てるてる坊主の逆さに吊す意味
てるてる坊主は晴れて欲しいと願う時に作る物ですよね!
それを逆さに吊すと、雨が降って欲しいと言う願いに変わり、雨雨坊主や降れ降れ坊主という呼び名になります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は簡単に作れるてるてる坊主を紹介しました!
身近にある材料で簡単に作れるてるてる坊主は、自分達で色々アレンジを加えて作ってみても楽しいですよね!
また、てるてる坊主は中国から来た風習であることや、神様が関わっていたことは驚きでした。
てるてる坊主は科学的には効果はありませんが、願いをこめて作り、晴れた時にはきっとてるてる坊主が叶えてくれたと信じ、手厚く処理してあげましょう!
形がとっても可愛いてるてる坊主、是非お子さんと作ってみてくださいね!